Linux勉強(メールサーバ)

メールサーバ(SMTP)の設定

Postfixを使う

以下手順 

  1. /etc/postfix/main.cfを、main.cf.org等の名前でコピー
  2. myhostname = ホスト名を追加
  3. mydomain = ドメイン名を追加
  4. myorigin = $mydomainをコメントから解除
  5. inet_interfaces = allをコメント解除
  6. inet_interfaces = localhostをコメントに
  7. mydestnation = hogehogeの部分に、@以降をドメインのみにしてもメールを送れるようにするため、$mydomainを追加
  8. mynetworks = 信頼するIPアドレスを追加 例:192.168.2.0/24

/etc/postfix/main.cfのmynetworks = hogeと設定する部分に最初に書いてあるのは消すべき
168.100.189.0/28等

メールを見たり送ったりするために、mailコマンドをyum install mailxで入れる

メールを送るのはmail ユーザ名で

メール本文の入力を終わるのには.だけの行を作りEnter

メールの削除はルート権限でpostsuper -d キューIDで削除

全部削除する場合は、キューIDの所をALLにする 

メールのログは/var/log/maillog 

Dovecot(POP3)の設定 

yum install dovecotで入れる

パスワード平文化を許可するために/etc/dovecot/conf.d/10-auth.confを変更

disable_plaintext_auth = no

auth_mechanisms = plain login この2行のように変更

認証をよろしくするために/etc/dovecot/conf.d/10-master.confを変更

unix_listener /var/spool/postfix/private/auth{

mode = 0666

user = postfix

group = postfix

メールの場所を指定するために/etc/dovecot/conf.d/10-mail.confを変更

mail_location = mbox:~/mail:INBOX=/var/mail/%u

認証デーモン

pop3smtplinuxとの間でよろしくやってくれるやつ

yum install cyrus-sasl-plain cyrus-sasl-md5で入れる

service saslauthd startで起動

ここでsmtp-authの設定

/etc/postfix/main.cfの一番後ろに

smtpd_sasl_auth_enable = yes

smtpd_sasl_type = dovecot

smtpd_sasl_path = private/auth ←ここはdovecotのprivate/authの部分と合わせる

smtpd_sasl_security_options = noanonymous

smtpd_recipient_restrictions = permit_mynetworks,permit_authenticates,reject_unauth_destination

broken_sasl_auth_clients = yes

以上を追加 

dovecot,postfxの2つを停止させてから起動(再起動はダメ)

 既存ユーザのPWを1回変える(前のPWと同じでもOK) 

SELinux

SELinuxとは、root権限が奪われた時のことを考えて、プロセスを最小限の権限で動かしている

このため、root権限が奪われても被害が少なくて済む

SELinuxを一時的に止めるにはgetenforce 0

恒久的に止めるには、/etc/selinux/configの上から2つめのSELinux =  の部分の=の右側をdisabledに変える

その他

POP3はサーバからメールを自分の所へ持ってくる、なので、検索等は自分の所でやる

後、サーバ側からメールを持ってきたら、サーバ側のメールは消える 

IMAP4は、サーバ側へメールを見に行く

なので、検索などはサーバ側で行う事ができる 

rootからメールを見たり送ったりする場合は、su -で環境変数を引き継がずにスーパーユーザになる